ペグハンマー選び適当に選ぶと後悔しますよ?
テントやタープを設営する時に必須のペグハンマー。
ペグを叩ければいいって思ってませんか?実はちゃんと選ばないと非常に使いにくいんです。
失敗しないペグハンマー選びのポイントを紹介します!
1.ペグハンマーの役割
まずは設営時のペグを「叩く」、そして撤収時のペグを「抜く」。
たった二つですが、地面の状態やペグの種類で大きく使い勝手に差が生まれます。
■「叩く」に適したペグハンマー
【結論】
重量が500g~700gのペグハンマー
叩く場合は地面の状態に左右されます。地面が柔らかい場合は軽いハンマーでもペグは入りますが地面が固いと全然入っていきません。地面の固さはキャンプ場に行ってみないと分からない事が多いので、少し重めのハンマーを準備しましょう。重すぎると持ち運びが大変なので注意しましょう。
■「抜く」に適したペグハンマー
【結論】
ヘッドの反対側がフックになっているモノ。穴もあればベスト!
これは逆にフックが付いてないと使い物にならないレベル。どうやってペグ抜くの?って思います。
またペグの形状も色々あるので、フック+穴があるモノならどんなペグでも抜きやすくなります。
2.ペグの抜き方
ペグの特徴によって抜き方が違います。間違った抜き方をするとペグが曲がったり腰を痛めたりするので、正しい抜き方を覚えて安全に撤収作業を行いましょう。
■付属ペグ
フック根本の穴にペグを入れて回転させながら抜きます。
付属ペグはテコの原理で抜くとすぐ曲がるので真っ直ぐ回転させながら抜きましょう。
■鋳造ペグ
鋳造ペグは曲がり難いので横かた叩いて穴を広げて抜いても良いし、ペグの穴にフックを引っかけて回しながら抜いてもOKです。300㎜のペグだと真っ直ぐ抜くのは腰を痛めるのでやめましょう。
■アルミペグ
アルミペグは引っかける所が無い事が多いので大体紐が付いています。紐に引っかけて抜きましょう。
Y字型やX字型のアルミペグでも横からの力には弱いので真っ直ぐ抜きましょう。
3.ペグハンマーおすすめ
■ペグハンマー 【snow perk】
重量670g、フックあり・穴あり。さすがスノーピークと言ったベストな形。
すっぽ抜け防止のストラップも付きで安心してペグを叩けます。
■アルティメットハンマー 【ELLISSE】
重量550g、フックあり・穴ありでベストな形。
塗装を選べたり、ヘッド部分が交換出来るなど長く愛用出来るハンマーです。
■ペグハンマー 【CLS】
重量530g、フックあり・穴あり。
人と被りたくない人にはこんなハンマーはどうでしょう?
しっかりポイントは押さえているので、無機質な装備で揃えたい人向け。
なかなかホームセンターのハンマーでは「抜く」事に適した形は少ないと思うので、キャンプ用に考えられたペグハンマーを準備する方が設営を快適に行えると思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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